アブラカダブラ

連休初日にホームセンターに行って買ってきたバラの鉢植え。

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奥にゴーヤ用のあみあみも見えるでしょ、ゴーヤのカーテンができてきたら
バラはお引越しさせなくちゃね・・


まるちゃんから、最初に育てるのは強いバラのほうが育てやすいときいていたので
バラのことなどチンプンカンプンの私は
しばらくあれやこれや見て楽しんだあとに、お店の人に強い品種を尋ねました。
イングリッシュローズはまだ初心者では難しいとのことで
年若い店員さんが、色々説明してくれていたのですが
いつのまにか隣に初老のおじさんが来て、
店員さんの説明に追加補足説明を始めました。

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初めての時は、鉢植えがいいこと、
鉢の土は七分目くらいまでで、満杯にしないこと、
毎朝葉の裏をひょいとひっくり返してみて、虫がいないか見てあげること、
四季咲きでも冬場は花を休ませたほうがいいこと、
水と肥料は時期を見さえすれば、いくらあげてもいいなどなど・・

きっとおじさん独自の育て方理論もあると思われるのですが
お店のおねえさんも、ふむふむと感心してきいていたり、
そのうち、私の出る幕はないですね・・と、私に目配せして
にっこりしながら持ち場に戻っていきました。

それからもしばらくおじさんの話は続きました。
でも話をきいていると面白いのです。
そして育てやすそうな花をいくつか教えてくれました。

きけばバラを育てて二十年、アパートについている小さな庭で作りはじめたのだけど
いつもちょうどいい感じになると、友達や知り合いがきては
このバラが欲しい、あのバラをくれと、もっていってしまうのだそうで、
でもそう言う顔はどこか誇らしげで、うれしそう。

私もわからないことがあったらまた教えてくださいねと言うと
いつでも来なさい、なんでもおしえてあげるからとおじさん。
で、おじさんどこらへんに住んでいるのかな。
たずねると、
「〇〇公園の近くだよ、角に電話ボックスがあるから、
そこらを回っていればすぐにバラがある家がみつかるよ」
なんとなくわかるようなわからないような返事、
うちからもそう遠くないところ、こんど自転車で偵察にいってこようと思っているのですが
いかにも、ふっとあらわれたバラのおじさんらしくていいなと思うのでした。


選んだバラの名は、魔法の呪文でおなじみのアブラカダブラ♪
この名前でもいくつか種類があるようですが、
私の選んだのはクリームからローズピンクまで
開花につれ、さまざまに花色が変化し色彩が美しいといわれるもの。
ご機嫌よく育ってくれるでしょうか。



その二日後に、夫の妹のお義母さんのお見舞いに行った帰り道、
小さな商店街に、丹精されたバラの鉢植えがいくつもならんでいるところをみつけました。

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自分が興味を持っていることというののは、やたら目に付いたりするもので、
とりどりに並んだ鉢をひとつひとつゆっくり見ながらデジカメに撮らせてもらっていると
見知らぬ人も、きれいですよね~と言いながら足をとめて
しばらくおしゃべりに花が咲きます。

私より少し年かさと思われうるその女性の話では、
化粧品屋さんの奥さんが愛情たっぷりに育てたバラたちだとのこと。
バラの花のそばで、いくつも咲いた話の花。
これも花がとりもつご縁なのかなと、ちょっとうれしくなりました。

このあとに飛び込みで入ったあやしげなな居酒屋で、
これまたとびきり妙なマスターに会ったのですが、
その話はまたいつか機会があったら。
花も人も出逢いは楽し。

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by kisaragi87 | 2009-05-08 23:30 | 日々雑感
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