今朝、ベランダで洗濯物を干していたら、南の空に大根の月が出ていた
白くて薄くて、ちょうど輪切りにし損ねた大根みたい 透き通って、あっちが見えそうでしょ。。 もっときれいに撮れればよかったけれど、これが限界(笑) この大根の月という言い方は、向田邦子が小説の中で使っていた言葉 その話自体は忘れてしまったのに、 大根の月という言葉だけ、やけにくっきりと記憶に焼きついてしまい それ以来、こんな月を見ると、 『 あっ、大根の月。。 』 とつぶやいている。 大根の輪切りって、けっこう難しい。 よく祖母が、お正月の大根なますを作るときに、上手に輪切りにしていたっけ。 うすければ、薄いほどいいのよ。 そう言いながら、スライスしていく。 見事に、ペラペラになっていく大根に見とれていた。 いまだに、あの時の祖母のようには輪切りができない。 そして、もうひとつ、祖母のようにできないのが運針。 機械のように、正確な目で縫い上げられていく布たちが、 祖母の言うことをきちんときいているかのように、みるみる仕立てあがっていく。 ああ、まだまだ修行が足りないなぁ。 アマリリスが咲きました。
by kisaragi87
| 2007-03-12 14:29
| 日々雑感
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