檸檬の街で逢いましょう

待ち合わせ場所は私にまかされました。
うんこビルとも思ったけれど、
その人の宿泊先に近いほうがいいかなぁと思い、
そこからほど近い私の好きな街にしました、
約束はJR御茶ノ水駅聖橋口改札。

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最近仕事が忙しく、早引けができないから、
大事をとって、少し時間は遅めにしてもらったけれど
待ち合わせより、ちょっとだけ早く着いたので、御茶ノ水橋、聖橋から水辺をながめぶらぶら。
それから、改札にもどって待ちながら
ふと目を改札から離すと、
ん?もしかして・・・
さぐるような目で、ふっと首をかしげてみました、
すると、その人も、同じ方向へ、30度ほど首をかしげ・・
さらに私が首をかしげなから、口元だけでささやきました。
トックン?」
目と目で、笑いあいました。

朝方のどしゃ降りを忘れるような、日ざしの暑さになった金曜日、
暑かったでしょうと言うと、
一日鎌倉を歩いて、靴を履きつぶしてしまったとのこと、
手にはビニールに入った靴、
どこか捨てる場所はないかしらと訊かれたけれど、サミット開催厳戒態勢で
ゴミ箱など、影も形もありません。
あきれたり、可笑しかったり、
靴がつぶれるほどの健脚トックンは、やっぱり歩くのが好きだった、
そしてやっぱり思ったとおりの、朗らかでやさしい笑顔。
ブログそのままの姿にほっと安心していると
もうひとりが改札から駆け寄り、笑顔で合流。

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私がこの日に選んだ服は、
ちょうど一年ほど前に、このもうひとり、風待ちさんに逢った時と同じ服。
いや、新しく着る服がなかったという噂もちらほらですが、
ちょうど季節も同じ頃だし
あの時のドキドキを思い出し
それからの一年にあった色んなことを思いながら
その服を選びました。

そしてブログでの出会いを反すうしてみました、
もちろん、こうしてリアルで逢うばかりでなく
ほんとうにたくさんの出会いがあったなと、あらためて思います。

相手との距離感がうまくとれない私は
深入りゆえの、悩みもあったけれど、
そんな時に、手助けしてくれたのも、ここでの出会いでした。

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トックンリクエストの、ウニウニオムレツ?
2時間制限のラストオーダーでは時間がかかるので受けられませんと言われたところを
ねばって作ってもらった土鍋ご飯は撮り忘れ・・

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かれこれ、もう30年近く前に、専門学校の学生だったころ、
友達や、ボーイフレンドと歩いた街。
卒業制作の資料探しで、古本屋にも通ったな・・
画材を買いに寄った、レモン画翠。

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それから数年後、
こんどは結婚することを信じて疑わなかった人と歩いた街
彼の大学もここにあって、彼も愛した街でした、
そういえば、初キスも、この街だった。
手をつないで、いく度この道や、この街を歩いただろう、
まだそこかしこに、あの頃の香りのする風がふいてます。

そうそう、夫もこの街で学生時代をすごしました、
と付け足してみる(笑)

ここにくると、ずっと遠くにタイムスリップできる私。
そこで、今こうして、ブログを通して出あった人と笑顔を交わすことになるとは
夢にも想っていませんでした。

すっかり大人になっていた私が、忘れていた街で、昔を思い出すように、
ブログで昔話をするようになってから、
私の心も少しチクッとすような感性がもどってきているのかもしれません。
だから気持ちがふわふわして、心ここにあらずになる日もある。
まるで10代の少女にもどってしまったように
いろんなことに敏感になってしまうこともあります。
そんな自分自身に戸惑いながら
大人になって、忘れていたものが
ちょっとほろにがくて、少し胸がうずくような気持ちが
ブログを書きながら、甦っているような気がします。

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そんな私を呼び覚ましてくれた、数々の出会いや文章に感謝しつつ
いつまでここにいられるかもわからないくせに、
もっともっとと、つい欲張りたくなるのです。


前記事で書いた事情はまだ変わらず、思うように訪問もできませんが
勢いに乗じて、とりあえずコメント欄をあけました、
リンク記事を書いてくれた、ちるめぐさん、
そしてこのたび、遠路はるばる来てくれたトックンに背中を押された気がします、
でも、決めたのは自分。

初デジカメデビューの日のことや、
いろいろこの一ヶ月にお話ししそびれていたことなども、
少しずつ書いていこうと思っています。
コメントのつけにくいことも書くかもしれません。
私もろくに遊びにいけないと思うので、遠慮なく読み逃げ、スルーしてくださいね。


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金曜の夜ゆえ時間制限で追い出されたお店をでてから
風待ちさんの探しておいてくれた場所で、もうひとしゃべり
こうして私の御茶ノ水の思い出日記に
また一ページ新しい思い出が書き加えられました。
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by kisaragi87 | 2008-07-08 07:15 | 旅・散策
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