守谷のパン

小田原の駅の近くに守屋のパンというパン屋さんがあります。
義母が大好きだったパン屋さん、
あんこがぎっしり入った持ち重りのする、ふっくらしたあんぱんが絶品。
クリームパンも美味しいし
コッペパンや甘食には好みのクリームを目の前ではさんでくれます。

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夫も子どもの頃には、義母の実家に遊びにくると
よくこのパン屋さんにお使いにやらされたそうです。

こんなパンみたいな義母でした。
ふっくらして、いつも笑ってた。
童女みたいに奔放で、我がままな時もあったけれど
私もきついこと言った日もあったけれど
今思い出すのは、こんなパンみたいにあたたかかった笑顔。


だから最期の一年すっかりやせて
感情をなくした時の義母をみるのがいちばんつらかったです。
それでも最期が近づいた夜
私と交代してつきそっていた義妹に、
もうろうとする中、何度も私の名前を呼んでたよと知らされました。
ありがとう、おかあさん。


三年前の今日、東の空がうっすらと明るくなるころ
夕暮れに鳴くと思い込んでいたヒグラシが静かにカナカナと鳴いていました。
すごく静かな朝だった。

今朝はミンミン蝉の声。


守谷のあんぱん、また買ってくるね。


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カナカナと 夜明けのヒグラシ 母ねむる



写真は6月に従姉妹の田んぼを見に行ったときのものです。
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by kisaragi87 | 2008-08-19 06:09 | 思い出ぽろり
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