人気ブログランキング | 話題のタグを見る

卒業 桜の頃

一昨日は娘の大学の卒業式でした。
一晩中友達とすごして帰らなかったので、
昨日の晩に娘の好きなものを作ってお祝いしました。
式も最初は行くつもりがなかったのですが、先日泊まりにきた娘の友達数人から
え~行かないんですか?
最後ですよ、見に来てください!そう言われ、
4年間よく頑張ったなと思ったら、あれこれ思い出され
やっぱり行ってみよう、そう思い直して仕事の休みをもらいました。
朝起きてきた時、今日で最後なんだよね大学生、と言った娘、
おめでとうって抱きしめた22歳の春。
卒業 桜の頃_c0114872_0105653.jpg

晴れやかな日を迎えたおおぜいの卒業生の中、
先に着いていた娘の姿をみつけ
もうそれだけでうるうるしてしまいました。
2月末に終わった塾の講師のアルバイトに続き、
先週末でコーヒーショップのバイトも終了、
アルバイト先の後輩、同期、先輩
それぞれから祝福の食事会や送別会を開いてもらって、
大学もアルバイトもすべて終了です。
両立させてよく頑張ったなと思うとまた涙。
これからは自分で決めた道にむかって模索が始まると思うけれど
きっと大丈夫、そう思います。

式が終わってごったがえす会場で、ちらっと娘に会ったあと
私は最寄り駅から20分ほどの市川に向かいました。
ホームのいちばん千葉寄りでね、そう約束していたのはまるちゃん。
一月に桜、じゃなかった佐倉に行った時に、いちど見てみたいのと言われていた桜。
それじゃ花の咲く頃にと約束していました。

その桜は
# by kisaragi87 | 2010-03-25 23:59 | 旅・散策

彼岸の桜とキタコブシ

昨日は夫とふたりでお彼岸のお墓参りに行ってきました。
千の風になっているのはわかっているのだけれど
やっぱりお花をあげたくて。
昨日参ったのは、母と祖母のところ。
山桜ちゃんの咲く夫の両親のところは
4月に入ってからの花の見ごろにあわせて行くつもりでいます。

帰りに寄った増上寺では枝垂れ桜が咲き始め、
すぐ近くの庭の桜もちょうど七分咲きくらいでした。
エドヒガンザクラ。
まさにお江戸の彼岸によく似合う桜ということでしょうか、
幹から顔をだしていたこんな花も愛らしい。
彼岸の桜とキタコブシ_c0114872_14234459.jpg



帰ってきたら増毛の国稀酒造のお嬢さんから葉書が届いていました。
葉書を手にとり、おやっと思わず笑みがこぼれる。
彼岸の桜とキタコブシ_c0114872_14243013.jpg

というのも、札幌で私が友人宛に書いた葉書と同じ絵柄だったのです。
私も増毛で買ってきた絵葉書三枚組みの中のいちばん好きだった
増毛小学校の絵柄。
手元においておきたい気持ちもあったのだけれど、
やはりいちばん好きな絵柄で便りを書きたかった。
そうしたら、なんとその絵柄の葉書が私に舞い戻ってきました。
送ったお煎餅のお礼と、吉田家のことをまだ調べてくださっていることなど。
増毛小学校を歩いたあの雪道が思い出されます。
彼岸の桜とキタコブシ_c0114872_1574614.jpg

切手はモクレン科のキタコブシの花。
増毛地方、今日は大荒れとか、コブシの花が咲くのはまだ先のことでしょう。
# by kisaragi87 | 2010-03-21 14:56 | 日々雑感

この旅終えて街に帰ろう

北海道旅行最終日。
毎朝早起きです、時間が惜しいというのもあるし、最後の約束があったから。
marronwさんからいただいた手織りのマフラーをリボン結びにしてコートをはおってみた、
私の好きな色を知っていたかのようなマフラー、とってもすてき♪
さぁ、出発。

超特急で札幌駅まで荷物を置きに行き、
約束の場所に駆けつけると
三越の角にはもうmarronwさんが待っていてくれました。
交差点の赤信号ももどかしく、手をふります。

初日にお会いしたとき、
行ってみたい喫茶店があるのだけど、どこだかわからなかったという話をしたら、
最終日にちょうど仕事が休みだから
きさらぎさんさえよければ一緒に行くけれどって申し出てくださった。
最終日はまだ予定も立てていなく、あけたままだったから私もよろこんで!
もうひとつ連れていってあげたいところもあるのよとmarronwさん。
宮の森美術館のマイケル・ケンナ写真展。
この旅終えて街に帰ろう_c0114872_1019154.jpg

ここで不思議にリンクした言葉に驚く。
というのも、マイケル・ケンナという写真家のことを知ったのが
ちょうど北海道行きの一週間ほど前のこと。
いつも読み逃げしているお気に入りのブログ、私の好みの風景写真が多く載せられていて
訪問をひそかな楽しみにしているのですが
その方のブログでマイケル・ケンナという言葉を目にし
気になって調べ、知ったばかりだったのです。
定期的に北海道を訪れその大地に惹かれて撮り続けている写真家。
まさに色々な糸が意図せずして繋がったかのような瞬間だったのです。

会館までに少し時間があるからとまたまた私のリクエストで北海道神宮へ。
平日冬の朝、人影も少なく、雪の積もった道を歩きました。
手を合わせて振り返る、

marronwさ~ん!
# by kisaragi87 | 2010-03-20 10:36 | 旅・散策