今朝の空気はきんと冷えています、寒くなりました。
そんな昨日、木曜日の夜は毎週夕飯の支度をしてから出かけるところがあります。 ひょんなことから、私の住む町の市民講座で中国語を習うことになりました、 始めてもうじき二ヶ月がたつところです。 なんでひょんなことかというと パラパラと市の広報をめくっていたときのこと かねてから興味のあった中国語講座の新規募集のことが書かれていました。 毎週木曜日の19時から二時間、 木曜は内職も来ない日だし、仕事を終えて、夕飯を用意してからでも大丈夫なのだけど、 家から近い福祉センターで受けられるのは昼間の講座だけでした。 夜に開かれているセンターはというと、 我が家からは少し遠くなってしまうのです。 そこで書かれていた問い合わせ先に電話で訊きました。 「〇〇センターで入門講座が開かれる予定はありませんか?」 すると、 「勉強されたいのですね、初級講座になるとそちらに近いセンターでも受けられますが 入門は、こちらでしか開かれません。 今ちょうど申し込みが二人なんですよ、入門講座は半年だから頑張って こちらまできませんか?」 きくところによれば、最低催行人数5人のところ、まだ二人しか申し込みがない、 一人がとても熱心に勉強したいと思ってる方で、せめてあと一人と思ってる、 先生も三人集まればやりましょうと言ってくれている、ここはぜひともあなたに来てほしい。 ありゃ、困った。 最近あまり芳しくない事件の連発で受講者がいないのかなぁ。 でもねぇ、仕事から帰って夕飯の支度して、それから出るならなるべく近くがいいんだよな・・ ぶつぶつ頭の中で考えたのですが 結局即答しかねて、もうちょっとだけ返事を待ってくださいと電話を切りました。 それから数日、あれこれ考えた末 やはりちょっと難しいなと、またの機会を待つことにしました。 ところが、その旨連絡すると、なんと一人の方もできなくなってしまったとのこと 残るは私を入れても二人となってしまったらしいのです。 そして私ができないとなれば、さすがにたった一人だけのために講座は開けないとのこと。 それを聞いたら、まだ会ったこともない、もう一人の受講者の方が気の毒になりました、 えいっ、半年だけ頑張れば、近くのセンターになるんだからやってみようか・・ これもご縁だし、と受講を決めました。 もともと勉強してみたいと興味を持ったのは、昨年夏に香港へ行ったときのこと その時に足をのばした深圳での出会い、 娘ほどの年頃の人懐こい女の子との出会いでした。 そのことは後日また書けたら書こうと思います。 街が少し色づきはじめた10月末には、辞書も買いに行きました。 ちょうど一ヶ月がたったころで、少しずつ勉強の仕方もおぼえてきた頃、 それからまたひと月がたって、いま。 一週間の中での勉強時間も なんとなく日々の中に組み込めるようになってきました。 とはいえ、文字をみながら半分夢の国へ・・ということもよくあるのですが^^; ちなみに、もう一人の受講者は、すらりと長身の美容師のお兄さん。 先生を入れて三人という贅沢さ、 しかし、それだけに交互に言わされたり、質問されたり、気を抜く間もありません。 若い頭は、すらすらと習ったことが入るみたいで、 それに負けじとついていこうとするだけでも、最初は頭がパンクしそうでした。 漢字は知ってるのだからと親近感を持ったものの、 未知の語学を勉強するってやっぱり難しいものです。 中国語には四声という、四つの声調があるのですが、 この頃は少し浸かりすぎのせいか、 「あ~あ」というため息をきいても、カラスが鳴いてもぜんぶ中国語にきこえてしまいます(笑) それでもやっと授業にも慣れ、 先生や、美容師のおにいさんとも話がはずみ、でかけるのが楽しみになってきました。 とはいえ、だんだん夕暮れも早くなり仕事の終わりの時間が近づくと ああ、さぶいし、これから行くの面倒だなあ・・という誘惑が頭をよぎります。 だから挫折しないためにも、そろそろ公言しておかないとと思いました。 ひょんなご縁にみちびかれ始めた勉強、できたら投げ出さずに続けられたらと思っています。
by kisaragi87
| 2008-11-21 07:29
| Chinese
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