今日は娘の誕生日、二十歳になりました。
やっと?いや、とうとう。 ちょうど今日は新しく始まるゼミの初顔合わせだとかで、ついでに初飲みらしいです。 ゼミをどのクラスでとるかでも散々迷った娘。 仲良しはもちろんのこと、同じ専修の子も男の子がひとりいるだけだけれど、 やっぱりやりたいことにしたよ、と娘。 だからちょっとドキドキの初顔合わせだそうです。 去年はじめて行ったフィンランドで得てきたものは大きかったようで そこから考えることも増えたとのこと。 何がどこへつながるかわからないもの、寄り道、迷い道、たくさんしたらいい。 当初の目的だった小学校教諭から少し脱線したり、もどったり 次なる目標はいまだ定まらずというところのようですが 何か糸口はみつかってきているような感じ この頃の笑顔は、なんとなく明るくて、 きっと大人への階段をひとつあがったのかなと思ったりします。 このところ毎日バイトからもどっては、レポートに追われる日々。 昨日も日付越えをしながらパソコンに向かう娘に 雪の日の帰りに、こそっと寄り道してかってきたプレゼントを渡しました。 私も好きだけど、それ以上に熱烈なオードリーファンの彼女に 「 AUDREY HEPBURN―母、オードリーのこと」 スター時代から晩年までのオードリーのことを息子の目をとおして綴ったもの ちょっと自分も読んでみたかったというのもあり、 また、商用ではない、家族所蔵の写真もあるということで、 大切にもっていてくれたら、そんな気持ちもこめました。 オードリーの生きた道、晩年のこと、 娘の好きなこの人の人生から、 もしかしたら何か気づくことがあるかもしれない。 家族がでかけた翌朝、彼女の机の上に置かれあった本に カーテン越しのやわらかな光がさし、 そして二十歳の朝の空には、春の気配のちぎれ雲が 風にゆったり流れていました。
by kisaragi87
| 2008-02-05 22:21
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